新谷直也☆Re-START☆MTB XCO挑戦日記

血液検査

以前書いた続きで、反響も大きかった貧血、血液検査について書いてみようと思います。


貧血と言ってもその種類はいくつかありますが、スポーツ選手の貧血の大部分は鉄欠乏性貧血で、練習・栄養・休養のバランスの乱れから起きます。

貧血とはヘモグロビン(Hb)の量が低下してしまうこといいます。
鉄分は汗や尿を通じて体外に排泄されます。特にスポーツ選手の場合、発汗量が多くそれだけ多くの鉄が失なわれ、その中でも陸上・長距離選手は繰り返される着地の衝撃で足裏の血管が圧迫されヘモグロビンと鉄が失なわれます。またトレーニングによって筋肉が作られる過程でタンパク質も大量に消費され不足します。

貧血を疑う症状として、
・休養しても疲労が抜けない。
・練習中に息が上がりやすくなった。
・インターバルやレペで一本目は走れるが二本目、三本目にピタリと止まる。
・顔色が青白い。
・睡眠障害、食欲が無い。
・タイムの低下 etc…

スポーツ選手は取り込んだ酸素をどれだけ有効にエネルギーに変えられるかでその能力が決まるので、ヘモグロビンの濃度が高い値で安定することが競技能力の安定つながります。
定期的な血液検査で自分のヘモグロビン濃度を知っておくことが重要です!

貧血検査で行う項目は、血清鉄(Fe)・ヘモグロビン(Hb)・フェリチン(貯蔵鉄)・赤血球(RBC)・総タンパク(TP)・MCV・ALP・CPK。

*目標値*
血清鉄(Fe) 80〜
ヘモグロビン(Hb) 15.0〜
フェリチン(貯蔵鉄) 20〜
赤血球(RBC) 500〜
総タンパク(TP) 6.5〜8.0
CPK 〜230

貧血はフェリチン値の低下から始まる事が多いので、検査時にFe値、Hb値が基準値にあってもこれから貧血に陥る可能性大なので要チェックです!

MCV値はストレスを感じている時に数値が高くなります。

ALP値は骨からでる酵素。中学、高校などの成長期にはこの数値が高く、この数値が高いうちは成長にパワーが取られ一時的にタイムやパフォーマンスが落ちる事もあります。分かりやすい例としてリフティングが何百回も出来るサッカー選手がこの数値が高いと数十回しか出来なくなるみたいです。

CPKの数値が高い場合は筋疲労と判断して間違いないです。
500~700は黄色信号で、900以上の数値でそのまま練習を続けると確実に故障すると言われてる数値です。実例もいくつかあるのでとにかく無理せず休みましょう。


あまり数字や数値に左右され過ぎるのも良く無いですが、定期的に血液検査を行い自分の好調時、不調時のデータを把握し客観的に見直すことでオーバートレーニングを防ぎ大切なレースに万全な体調で臨むことに繋がると思ってます。

*貧血対策の食事で注意することは、食事中と前後30分間はタンニンを多く含む日本茶、紅茶、コーヒー等は鉄の吸収の妨げになるので注意が必要です。


少しぎこちない内容になってしまいましたが、自身の陸上選手時代の経験や監督、コーチから頂いた資料を元にまとめてみました。


是非、参考にしてみて下さい!



by naoya_no1 | 2011-01-17 15:54

新谷直也MTB XCO挑戦日記
by naoya_no1
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

カテゴリ

フォロー中のブログ

メモ帳

最新のトラックバック

ライフログ

検索

ブログパーツ

最新の記事

We believe in ..
at 2015-02-05 19:16
We believe in ..
at 2014-12-25 11:16
おはようございます。
at 2014-07-20 08:13
全日本に向けて③
at 2014-07-16 15:21
全日本に向けて②
at 2014-07-15 17:54

ファン

ブログジャンル

画像一覧